男性の海外旅行の持ち物|ひげ剃り・整髪料・服装など男性ならではの準備まとめ

持ち物
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海外旅行の持ち物リストを見ながら荷造りを進めても、ひげ剃りをどうするか、ワックスを手荷物に入れてよいか、服装はどうすればいいかといった点は、意外と書かれていません。

男性の準備で迷うのは、こうした身だしなみと服装の細かい部分です。

この記事では、男性ならではの持ち物と注意点だけに絞って整理しました。

これとは別に男女共通の持ち物をまとめた記事もあるので、併せてご確認ください。

ひげ剃り用品の選び方と持ち込みの注意点

男性の持ち物でいちばん迷いやすいのが、ひげ剃りです。

海外のホテルは、日本のビジネスホテルのように使い捨てカミソリが置いてあるとは限らず、あっても低品質で使い物にならないことが多いです。

ひげ剃りは、自分の道具を持っていくのが基本です。

電動シェーバーとカミソリ、旅行ならどちらにするか

基本は普段使っているものを持っていくのがいちばん失敗がありません。

そのうえで、旅程によって向き不向きがあります。

種類旅行でのメリット旅行での注意点
電動シェーバーシェービング剤が不要。洗面所が共用の宿や、移動中でも使える。肌荒れしにくい電圧と充電方法の確認が必要。本体がかさばる機種もある
T字カミソリ軽くて小さい。電圧や充電を気にしなくてよいシェービング剤が必要。乾燥した機内や現地では肌荒れしやすい
トリマー小型で、ひげの長さを整えるだけなら手軽深剃りには向かない
  • 電動シェーバーが向く人:毎朝剃る人、肌が弱い人、1週間以上の旅行の人、ホステルなど洗面所が共用の宿に泊まる人
  • T字カミソリが向く人:2〜3泊の短い旅行の人、荷物を少しでも軽くしたい人、普段からカミソリ派の人
  • トリマーが向く人:ひげを伸ばしている人、旅行中は無精ひげ程度に整えればよいと割り切れる人

旅行用に小型の電動シェーバーを購入するのもおすすめで、電池式のものだと気軽に持ち運びできますよ。

電動シェーバーは対応電圧と充電方法を確認する

電圧の確認は本体か充電器の「INPUT」表記を確認します。

100Vから240Vのように幅があれば、変換プラグだけで多くの国で使えます。

100Vのみの表記なら、海外では使わないほうが安全です。

USB充電に対応した機種なら、スマートフォンの充電器と共用できます。

1週間程度なら、出発前のフル充電だけで乗り切れる機種もあります。

カミソリとシェービング剤は手荷物に入れるか決めておく

カミソリは種類によって機内持ち込みの扱いが変わります。

日本の空港では、刃が固定された安全カミソリ(一般的なT字カミソリや使い捨てカミソリ)は手荷物に入れられるのが一般的ですが、替刃単体や刃をむき出しで使うカミソリは扱いが異なります。

ルールは国や航空会社、乗り継ぎ先の空港によって違うため、心配な場合は預け入れ荷物に入れておくのが確実です。

また、シェービング剤のフォームやジェルは液体物として扱われるため、国際線の手荷物では、原則として1つの容器が100ml以下で、容量1リットル以下の透明な再封可能な袋にまとめる必要があります。

ルールは空港の検査機器の更新などで変わることもあるため、利用する空港や航空会社の最新の案内も確認してください。

  • 普段の大きな缶を持っていきたい:預け入れ荷物に入れる。スプレー缶は預け入れでも量の制限があるため、必要以上に持っていかない
  • 手荷物だけで旅行する:トラベルサイズのジェルを選ぶ。チューブ型のジェルは、缶のフォームより小さくまとまる

小旅行ならトラベルサイズを買っておくと便利です。

長時間フライトの後に人と会うなら機内に1つ持っておく

10時間を超えるようなフライトでは、人によっては到着時に青髭になっています。

到着日にそのまま仕事の予定や人と会う予定がある場合、預け入れ荷物にシェーバーを入れてしまうと、ホテルに着くまで剃れません。

こうした旅程では、小型の電動シェーバーかトリマーを手荷物に入れておくと、到着前に機内の化粧室や、到着後の空港の洗面所で整えられます。

到着日は移動だけという旅程なら、ここまでする必要はありません。

ひげ剃り以外の身だしなみ用品

ひげ剃り以外にも、男性が普段何気なく使っていて、旅行で困りやすいものがあります。いずれも「形状を選ぶ」「量を減らす」で荷物と手間を小さくできます。

整髪料は形状と量で選ぶ

ワックスやジェル、ヘアクリームなどのペースト状の整髪料は、機内持ち込みでは液体物として扱われます。

ほとんどの製品が100g以下なので、検査で引っかかることは少ないですが、大きな製品を使ってる場合は注意しましょう。

ひげ剃り後の保湿はオールインワン1本で足りる

普段スキンケアをしない男性でも、旅行中は保湿を用意しておくことをおすすめします。

機内は空気が乾燥しており、乾燥した肌でひげを剃ると、肌荒れやかみそり負けが起きやすくなるためです。

とはいえ、何本もそろえる必要はありません。化粧水と乳液を兼ねたオールインワンジェルを1本、トラベルサイズで用意すれば十分です。

ひげ剃り後と寝る前に使う程度で、旅行中の肌荒れはかなり防げます。

汗とにおいの対策はスティック型が扱いやすい

暑い地域では、移動で汗をかく日が続きます。

デオドラントを持っていく場合は、形状で選ぶと荷物の扱いが楽になります。

  • スティック型・ロールオン型:小さくて漏れにくい。旅行にはいちばん扱いやすい形状です。ただし、ロールオン型は液体物として扱われます
  • スプレー型:手荷物では液体物の制限を受け、預け入れでも量の制限があります。旅行用としてはあまり向きません
  • デオドラントシート:汗をかいた後に拭き取れるため、着替えられない移動日に便利です

鼻毛やムダ毛の手入れはトリマー1台にまとめる

1週間を超える旅行では、鼻毛や眉、もみあげの手入れが必要になってきます。

鼻毛カッターや眉用のはさみを別々に持つと小物が増えるため、アタッチメントを付け替えられるトリマー1台にまとめるのが効率的です。

小さなはさみを持っていく場合は、機内持ち込みの扱いが国や航空会社によって異なるため、預け入れ荷物に入れておくと没収の心配がありません。

ひげ剃り用品と手入れ用品は、吊り下げられるポーチに1つにまとめておくと、洗面台が狭いホテルでも置き場所に困りません。

男性の服装で現地で困らないための準備

服の準備で男性が困りやすいのは、枚数よりも「場所によっては入れない服装がある」という点です。

日本の感覚で軽装にしていくと、現地で予定どおりに動けないことがあります。

短パンとノースリーブでは入れない場所がある

海外では、男性の短パンやノースリーブが歓迎されない場所があります。

  • 宗教施設:寺院やモスク、教会などでは、男性も膝や肩を覆う服装を求められることがあります。暑い地域の有名な寺院でも、短パンでは入場できないことがあります
  • レストランやホテルのバー:ドレスコードのある店では、男性の短パンやサンダルが断られることがあります
  • 人と会う予定:現地の取引先や知人との食事では、短パン姿は失礼に受け取られることがあります

暑い地域に行く場合でも、長ズボンを1本入れておくと安心です。

薄手でしわになりにくい素材のパンツなら、暑さもそれほど気にならず、機内で着ていく服としても使えます。

宗教施設に行く予定が決まっている場合は、施設の公式サイトなどで服装のルールを確認しておくと確実です。

襟付きシャツは1枚、汗じみ対策のインナーとセットで

Tシャツだけで旅行に行くと、少しきちんとした場面で困ります。

襟付きのシャツを1枚入れておけば、レストランや人と会う予定にも対応できます。選ぶなら、しわになりにくい素材のものが向いています。スーツケースから出してそのまま着られるためです。

暑い地域では、シャツの脇や背中の汗じみが目立ちやすくなります。

汗じみ防止タイプのインナーを1枚着ておくと、シャツが汗で透けたり、においが移ったりするのを防げます。

インナーは薄手で速乾性のあるものなら、夜に洗えば翌朝には乾きます。

下着は速乾タイプを洗って回す

男性の下着は、素材で乾きやすさが大きく変わります。

綿100パーセントのボクサーパンツは乾きにくく、ホテルで洗っても翌朝まで湿っていることがあります。

ポリエステルなどの化学繊維を使った速乾タイプなら、夜に洗って干しておけば朝には乾いています。

  • 3泊以内の旅行:泊数分に1枚足すくらいで十分です。普段の下着でも困りません
  • 4泊以上の旅行:速乾タイプを3〜4枚にして、途中で洗いながら回すと荷物が軽くなります

水着はプールや施設のルールを確認する

日本で一般的な、膝丈のサーフパンツ型の水着は、海外のすべてのプールで使えるとは限りません。

一部の国の公営プールなどでは、衛生上の理由から、体にぴったりした水着の着用を求められることがあります。

  • ビーチやリゾートホテルのプール:サーフパンツ型で困ることはあまりありません
  • 街中の公営プールやスポーツ施設:利用するなら、施設のルールを事前に確認しておく

プールを利用する予定が具体的にある場合だけ確認すれば十分ですが、知らずに行くと入れないことがあるため、覚えておくと役立ちます。

ベルトと革靴は必要かどうかで判断する

ベルトは、金属のバックルが空港の保安検査で反応することがあります。検査の前に外してトレーに入れることになるため、ベルトが不要な服装で移動すると手間が減ります。

ウエストにゴムやドローコードが入ったパンツなら、ベルトなしでも過ごせます。

革靴は荷物の中でかさばるため、持っていくかどうかは旅程で判断します。

  • 観光だけの旅行:革靴は不要です。落ち着いた色のスニーカーで、ほとんどの場面に対応できます
  • ドレスコードのある店に行く予定がある:きれいめのスニーカーか、軽量の革靴を検討します
  • 仕事の予定がある:革靴を持っていくか、移動時に履いていきます

男性に多い「ポケット習慣」を見直す

日本の男性は、財布やスマートフォンをポケットに入れて手ぶらで歩く人が多いです。

日本では問題にならないこの習慣が、海外では盗難のきっかけになりやすくなります。

財布を後ろポケットに入れない

ズボンの後ろポケットは、本人から見えず、混雑した場所では抜き取られても気づきにくい場所です。

観光地や公共交通機関の中では、特に狙われやすくなります。

  • 財布は前ポケットか、体の前に来るバッグに入れる
  • 後ろポケットに入らない長財布や、厚みのある二つ折り財布は、旅行中だけ薄型の財布に替える
  • スマートフォンもズボンの後ろポケットには入れない

前ポケットに収まる薄型の財布やカードケースに、その日に使う分だけ入れて持ち歩くと、ポケットのふくらみも目立ちにくくなります。

手ぶら派こそ小さなバッグを1つ持つ

普段バッグを持たない人ほど、旅行中はポケットが物でいっぱいになりがちです。

体の前に回せるスリングバッグやサコッシュを1つ持つと、ポケットに詰め込む習慣を自然に減らせます。

  • ファスナーで閉じられるもの:口が開いたままのバッグは避ける
  • 体の前に回せるもの:人混みでは前に持つ
  • 小さめのもの:財布とスマートフォン、ハンカチが入れば十分。大きいと結局持ち歩かなくなります

色は黒やネイビーなど落ち着いたものを選ぶと、きちんとした服装にも合わせやすくなります。

男性向けの追加チェックリスト

持ち物まとめの記事で男女共通の持ち物を確認したあと、男性特有の項目として次を確認してください。

  • ひげ剃り用品を入れた。電動シェーバーの場合は充電器か充電用のケーブルも入れた
  • 電動シェーバーの対応電圧を確認した
  • カミソリとシェービング剤を、手荷物か預け入れかに振り分けた
  • 到着日に予定がある場合は、小型のシェーバーかトリマーを手荷物に入れた
  • 整髪料は100ml以下の容器に入れたか、預け入れ荷物に入れた
  • ひげ剃り後の保湿用に、オールインワンジェルを入れた
  • デオドラントはスティック型かロールオン型にした
  • 鼻毛やムダ毛の手入れ用品を入れた
  • 長ズボンと襟付きシャツを1組入れた
  • 暑い地域に行く場合は、汗じみ防止インナーを入れた
  • 4泊以上の旅行では、速乾タイプの下着を用意した
  • プールを利用する予定がある場合は、水着のルールを確認した
  • 財布を前ポケットに入る薄型のものに替えた

すべて完璧に行う必要はないですが、ご自身のライフスタイルや旅行プランに合わせてカスタマイズしてください。

まとめ

男性の海外旅行の準備では、共通の持ち物に加えて、身だしなみ、服装、財布の持ち方の3つを見直すと、現地で困る場面が大きく減ります。

  • ひげ剃り:普段使っているものを基本に、電動なら電圧と充電方法、カミソリならシェービング剤の持ち込みを確認する
  • 身だしなみ用品:整髪料とデオドラントは形状で選び、量を減らす。手入れ用品はトリマー1台とポーチにまとめる
  • 服装:長ズボンと襟付きシャツを1組入れる。下着は速乾タイプを洗って回す
  • 財布:後ろポケットに入れる習慣をやめ、薄型の財布と小さなバッグに切り替える

次は、上の追加チェックリストで手元にないものを洗い出してください。

パスポートや決済手段、通信手段、充電器など共通の持ち物は、海外旅行の持ち物を網羅した総合記事で確認できます。

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この記事を書いた人

旅のおともの運営者です。2年ほどの海外ノマド経験あり。約20か国で暮らすように旅をしてきました。自身の経験をもとに、海外旅行・長期旅行に役立つ情報を発信しています。

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